ビバーチェの指導の原点は、子供たちにサッカーの「楽しさ」を伝え続けることです。
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今あらためて、サッカーができる幸せ

震災後の子どもたちを見て、電気や水道、ガスといった当たり前にあるものがないという苦労を知り、サッカーができないのはこんなに辛いのかという経験をし、当たり前の環境がなくなったことを経験した子供たちの心の中は大きく変化しているように感じます。

今後の大会についてはまだ予定はたっていない状況ですので、今できることはこうやって集まってサッカーをすることだけです。そのような現状の中で、仲間がいることの大切さや家族のありがたさ、人と人とのつながり、サッカーできる幸せと感謝を忘れずに。そして被災地にはまだまだ活動できていないチーム、子供たちがたくさんいるということを決して忘れず日々取り組んでいきたいと思っています。

放射能に関しては、専門家や県放射線健康アドバイザーなどが1時間当たりの空間線量が10マイクロシーベルト以下であれば、外での活動はなんの問題も無いとしております。このたび国で屋外活動の基準を定めた数値はその10マイクロシーベルトを大きく下回る3.8マイクロシーベルトでした。この数値を受けて基準を下回った市内中学校などで屋外活動を始めました。

吾妻中も庭坂小も基準を大きく下回っておりますので間もなくグラウンドでサッカーができ、各地で試合もできるようになるでしょう。それまでしっかり基礎を磨いておきましょう。

全国から福島県への支援の輪が広がって応援してくれる中で、我々ができることはサッカーを通して子供たちに健全な心を取り戻すお手伝いをし、前を向いて活動をしていくことが一番の復興・復旧の手がかりだと考えています。保護者の皆様からもどうぞ温かなご支援をよろしくお願いいたします。

一日も早く、多くの被災地のチームが練習を再開し、再び様々な大会で熱戦が繰り広げられる日が来ることを心から祈っております。 代表 菅野

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