震災後の子どもたちを見て、電気や水道、ガスといった当たり前にあるものがないという苦労を知り、サッカーができないのはこんなに辛いのかという経験をし、当たり前の環境がなくなったことを経験した子供たちの心の中は大きく変化しているように感じます。
今後の大会についてはまだ予定はたっていない状況ですので、今できることはこうやって集まってサッカーをすることだけです。そのような現状の中で、仲間がいることの大切さや家族のありがたさ、人と人とのつながり、サッカーできる幸せと感謝を忘れずに。そして被災地にはまだまだ活動できていないチーム、子供たちがたくさんいるということを決して忘れず日々取り組んでいきたいと思っています。
放射能に関しては、専門家や県放射線健康アドバイザーなどが1時間当たりの空間線量が10マイクロシーベルト以下であれば、外での活動はなんの問題も無いとしております。このたび国で屋外活動の基準を定めた数値はその10マイクロシーベルトを大きく下回る3.8マイクロシーベルトでした。この数値を受けて基準を下回った市内中学校などで屋外活動を始めました。
吾妻中も庭坂小も基準を大きく下回っておりますので間もなくグラウンドでサッカーができ、各地で試合もできるようになるでしょう。それまでしっかり基礎を磨いておきましょう。
全国から福島県への支援の輪が広がって応援してくれる中で、我々ができることはサッカーを通して子供たちに健全な心を取り戻すお手伝いをし、前を向いて活動をしていくことが一番の復興・復旧の手がかりだと考えています。保護者の皆様からもどうぞ温かなご支援をよろしくお願いいたします。
一日も早く、多くの被災地のチームが練習を再開し、再び様々な大会で熱戦が繰り広げられる日が来ることを心から祈っております。 代表 菅野
ジュニア関係各位
震災以降、活動を一時休止しておりましたが、ジュニアチームも今週末より体育館での活動を再開します。ただし、余震等の影響を考慮しまして、当面の間(4月末を目途に)自主参加の位置付けと致しますので、活動の参欠については各ご家庭の判断にお任せします。
震災の後遺症が残る中、万全な環境下での活動再開とはいきませんが、チームも新年度に向けて新しいスタートを切りたいと思います。皆様のご理解ご協力の程をよろしくお願いいたします。
尚、しばらくの間は時間が不定期になると思われますので、ホームページ内のスケジュールを常に確認していただきますよう宜しくお願いいたします。
4月10日(日)
震災で延期になっていました『6年生を送る会』を、保護者会の皆様のお力により楽しく開催することができました。物資が十分でない状況の中、保護者会長さん始め実行委員の皆様、ありがとうございました。
代表からの言葉、 監督・コーチからの言葉、保護者からの言葉、そして卒業する部員からの言葉。思い出深い話がたくさん、意義深いセレモニーとなりました。
4人で力を合わせチームをまとめ頑張った記憶と、仲間との楽しい思い出は、これからの新たなチャレンジへの気持ちに生まれ変わったと思います。 中学校に行っても【努力】を忘れず、益々のご活躍をお祈りしています。保護者の皆様、 ジュニアでの長い間大変お世話になり有難うございました。今後も変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
本日、私は庭坂小学校の入学式に出席してきました。当クラブの小学1年生と中学1年生のみなさん並びにご家族の皆様、ご入学おめでとうございます。
久しぶりに学校へ行くことができ、友達や先生に会えることがこんなにうれしいと思ったことはなかったでしょう。サッカーも、またみんなで思いっきり走り回ることができる日はもうすぐです。元気に集まってくださいね!待っています。
保護者の皆様からの貴重なご意見ありがとうございました。チームの今後の活動にいかして参りたいと思います。
活動再開までしばらくの間ブログ欄はお休みさせていただきます。
代表 菅野
PS:子ども代表くん、君たちがいたから今のビバーチェがあるんですよ。ありがとう!
震災発生より自粛しておりました全ての活動ですが、ジュニアユース・ジュニアともに順次再開させていただきます。しかし、しばらくの間は場所や時間が不定期になると思われますので、今後の活動に関して確定した予定はその都度ホームページ等でお知らせします。当クラブ関係者の皆様には大変ご心配ご迷惑をおかけしておりますが、一日も早く通常活動に戻れるよう頑張っていきますので、どうぞご支援ご協力を賜ります様よろしくお願い申し上げます。
この出来事を忘れないで、自分が今出来る事をやろう。
その為には自分達が元気で笑顔でいること。
子供たちが日々元気に過ごせるように
ビバーチェはこれからもサッカーの楽しさを伝えていきます。
被災地の1日も早い復興を心より祈念いたします。
代表 菅野